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vol.1
エンジョイゴルフ
このサイトを見に来ている皆さんなら、ゴルフについて語ることはいまさらと思うかもしれません。『NPOゴルフパーク』では、ゴルフというスポーツの楽しさ、素晴らしさを紹介し、一人でも多くの方がゴルファーとして、他の多くのゴルフ愛好者と一緒に楽しいゴルフライフをエンジョイしていただければと考え、このサイトを通じて「ゴルフ」を紹介してまいりたいと思います。
 
ゴルフ発祥の地といわれるイギリス(詳しくはスコットランド地方)では、ゴルフは「紳士のスポーツ」と言われ、ある大学では社会生活を営む上での一般社会常識を覚えるカリキュラムとしてゴルフをプレーする授業があるそうです。
広大なゴルフコースでプレーするスポーツ――ゴルフは普通、4人または3人が一緒にプレーします。第1打は全員が同じ場所(ティインググラウンド=ティ区域)から打ちますが、人それぞれに打ったボールは右に、左にと飛んでしまい、他の同伴者が見えない場所から打つことが多々あります。
ボールの状態が、誰かが打った芝が削られた跡(ディボット跡)にボールが沈んでいる、或いは枝が邪魔でクラブを振りにくい、といった状況があればどうするでしょう?
ボールを拾い上げて打ちやすい芝の上に置いたり、枝を折って振りやすくしたり、誰もがそうしたくなります。特に、誰も見ていない所にボールがあれば・・・。
ゴルフというスポーツは、野球やサッカー、バレーボールなど他のスポーツ種目と違ってプレーをするときに審判がいません。確かにプロゴルフトーナメントやアマチュア競技会では「競技委員」という人が公式にいますが、その委員もプレーヤーがボールのある状態が特定のルールにより何らかの救済を受けられるかどうかなどの判定をするためにいるだけです。
例え良いショットをしても、その結果が芝の削り跡に入っても、それを甘んじて受け止めてボールが止まっている「あるがままの状態」で打つスポーツなのです。
むしろ、自分が打った時に芝を削ったなら、他の人が嫌な思いをしないよう削って飛んだ芝のかけら(ディボット)を戻して踏みならす、または砂(目土)を入れておくといったことが大切です。誰もがそうしたことを行えば、嫌な思いをせず楽しくプレーでします。ゴルフではこうした「エチケット」が何よりも求められるスポーツなのです。
ボールを勝手に動かす、打数を少なく言う(過少申告)といった行為は、ゴルファーとしてのスポーツマンシップ(ジェントルマンシップ)に反することであり、そういう事実が発覚したときは「ゴルファー失格」として一緒にプレーする人がいなくなることさえあります。
ゴルフコースにはたくさんのゴルファーがやってきます。あらかじめ決められたスタート時間に遅れれば、一緒に回る人達だけでなく他の多くの人達にも迷惑がかかります。クラブを振るときには周囲に人がいないか安全確認をする、また打つ順番も目標であるホール(穴)に遠い人から打つ・・・等々、ゴルフには幾つも約束事があります。これらはゴルファーとしての「エチケット(マナー)」とされていますが、同時にこれらは社会生活にも相通じる常識的な事柄ばかりです。上手くなるために練習し、良いスコアを出したいというのはゴルファーの世界共通の目標ですが、それ以上にエチケットやルールを身につけることが「ゴルファー」には必要なことです。
ゴルフは世界共通の「ルール」によってプレーされ、またゲームでは審判もいません。それは、広大なゴルフコースでプレーするスポーツであり、そのためフェアプレーを何よりも重んじ「ゴルファーは皆な誠実であり、故意に不正を犯す者はいない」という基本的な考え方のもと、自己申告でゲームが成り立っているスポーツです。
プレーしている時に予測できない状況が起き、ルールにも適用できる条文がないときは、公正の理念に従ってゴルファー自身が解決してきた(それが新しいルールとして追加されてきた)というゴルフが始められた頃からの歴史的背景があり、そこにゴルフというスポーツの本質と精神を伺い知ることができます。
 
次回、4月掲載は、「子供とゴルフ」をテーマにこのNPOの活動目的をご紹介いたします。





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